西宮・甲子園の隠れ家診療所
AIMY鍼灸整骨院 10th Anniversary
〒663-8103 兵庫県西宮市熊野町1-5ファイブビル2F
『東北に笑顔を』 そして 被災された すべての皆様に『笑顔を』

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足の太陽膀胱経( Bladder Meridien;BL )は、体内では膀胱の跗に属し腎脾の臓に絡む。体表では、内眼角、額部、頭頂、後頭部、体幹の後面(脊柱を挟み第1枝、第2枝に分かれる)、下肢後側を走り、足の第5趾外側にいたる。その流注により、膀胱経の経穴は目、後頭部、背筋、腰の疾患、坐骨神経の知覚・運動障害及び泌尿・生殖器系の疾患の治療に用いられる。

原穴   BL64 京骨

郄穴   BL63 金門

絡穴   BL58 飛陽

募穴   中極(任脈)

兪穴   BL28 膀胱兪

四総穴  BL40 委中

八会穴  BL11 大杼(骨会)

八会穴  BL17 膈兪(血会)

 
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BL1 睛明.jpg
【ツボの位置】
内眼角のやや上で眼窩内縁に取る。

【ツボの主治・効能】
眼の諸疾患、眼筋痙攣

【名前の由来】
「睛」とは目のことで「明」とは視力を高めるという意味。眼疾病治療の要穴であることを示している。



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BL2 攅竹.jpg
【ツボの位置】
眉毛内端の陥凹部に取る。

【ツボの主治・効能】
顔面神経麻痺、三叉神経痛、眼の諸疾患、眼筋痙攣、鼻炎、頭痛

【名前の由来】
「攅」は集まり、むらがる様子。眉毛が竹林のようみ見えることから名づけられた。



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BL3 眉衝.jpg
【ツボの位置】
攅竹の直上で、前髪際を入ること5分に取る。(攅竹;眉毛内端の陥凹部に取る。)


【ツボの主治・効能】
頭痛、めまい、鼻づまり、目痛


【名前の由来】
「衝」は突き上げるの意味。眉毛を動かすと、本穴まで突き上げるような動きがあるため名づけられた。



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BL4 曲差.jpg
【ツボの位置】
前正中線から外1寸5分、前髪際を入ること5分に取る。


【ツボの主治・効能】
頭痛、めまい、顔面神経麻痺、三叉神経痛


【名前の由来】
睛明からここまで一直線でなくて曲がることを示す。



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BL5 五処.jpg
【ツボの位置】
曲差の直上5分、前正中線から外1寸5分に取る。

【ツボの主治・効能】
頭痛、めまい、目痛

【名前の由来】
曲差より5分を示すと共に、膀胱経の5番目の経穴であることを示している。



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BL6 承光.jpg
【ツボの位置】
曲差の直上2寸、前正中線から外1寸5分に取る。

【ツボの主治・効能】
頭痛、めまい、目痛、感冒、鼻の疾患

【名前の由来】
「承」とは受け入れるという意味。光明を受けとることで、目に効くことを示している。



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BL7 通天.jpg
【ツボの位置】
曲差の直上3寸5分、前正中線から外1寸5分に取る。

【ツボの主治・効能】
頭痛、めまい、三叉神経痛、咬筋痙攣

【名前の由来】
「天」とは上、「頭頂」の意味。「通」とは届き、膀胱経の経気がここで頭に通じることから名づけられた。


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BL8 絡却.jpg
【ツボの位置】
曲差の直上7寸、前正中線から外1寸5分に取る。

【ツボの主治・効能】
後頭痛、項強、めまい、耳鳴、咬筋痙攣

【名前の由来】
「絡」とは脳に絡む、「却」とは再び体表に出るという意味である。




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Bl9 玉枕.jpg
【ツボの位置】
柱の直上2寸、後正中線から外1寸3分に取る。

【ツボの主治・効能】
後頭痛、項強、肩こり

【名前の由来】
「玉」とは貴重の意味、「枕」は背臥位で後頭隆起をまくらに例えた。



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Bl10 天柱.jpg
【ツボの位置】
後正中線で後頭隆起の下の陥凹部から外1寸3分に取る。

【ツボの主治・効能】
後頭痛、項強、肩こり、寝違え

【名前の由来】
古代、頚椎を「天柱骨」という。「天」は頭を指す。つまり天柱とは頭を支える柱の意味である。



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BL11 大杼.jpg【ツボの位置】
第1、第2胸椎棘突起間の外1寸5分に取る。

【ツボの主治・効能】
感冒、頚椎痛、後頭痛、項強、肩こり

【名前の由来】
「杼」とは機織りに使う杼(ひ)を指す。脊椎の両側に伸びる横突起が杼(横糸を伸ばしだす糸巻)に似ているので古くは杼骨と呼ばれていた。本穴は一番大きい第一胸椎の両脇にあることから、大杼と呼ばれている。

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BL12 風紋 41 附分.jpg
【ツボの位置】
[風門] 第2、第3胸椎棘突起間の外1寸5分に取る。

[附分] 第2、第3胸椎棘突起間の外3寸に取る。

【ツボの主治・効能】
[風門] 頭痛、頚部筋肉痛、顔面神経麻痺、肩こり

[附分] 肩こり、項強

【名前の由来】
[風門] 「門」は出入りする門戸を意味し、風邪が侵入する門戸であることに由来する。

[附分] 「附」は傍ら、「分」は離れる、分かれるの意味。本経は大杼から分かれて、支脈となり本経と並走することから。

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BL13 肺兪.jpg
【ツボの位置】
[肺兪] 第3、第4胸椎棘突起間の外1寸5分に取る。
[魄戸] 第3、第4胸椎棘突起間の外3寸に取る。

【ツボの主治・効能】
[肺兪] 呼吸器系疾患、感冒、アレルギー、盗汗
[魄戸] 呼吸器系疾患、感冒、肩こり

【名前の由来】
[肺兪] 「兪」は輸(運ぶ)の意味があり、本穴は背部にあり肺につながって肺気を巡らせ注ぐところで、肺疾患を治す要穴であることに由来する。
[魄戸] 肺兪の真横にあり、肺は「魄」を蔵すことから名づけられた。

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BL14 厥陰兪.jpg
【ツボの位置】
[厥陰兪] 第4、第5胸椎棘突起間の外1寸5分に取る。
[膏肓] 第4、第5胸椎棘突起間の外3寸に取る。

【ツボの主治・効能】
[厥陰兪] 胸部苦満、心胸痛、神経衰弱、肋間神経痛
[膏肓] 呼吸器系疾患、感冒、慢性虚弱の疾患、盗汗

【名前の由来】
[厥陰兪] 「兪」は輸(運ぶ)の意味があり、「厥陰」とは心包のことで、背部兪穴を通して内の心包絡と通じていることに由来する。
[膏肓] 「膏」は心の下にあり脾より生じる。「肓」は心の下、膈の上にあり腎より生じる。膏肓の名は病の深さが深刻で不治であることから名づけられた。

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BL15 心兪.jpg
【ツボの位置】
[心兪] 第5、第6胸椎棘突起間の外1寸5分に取る。
[神堂] 第5、第6胸椎棘突起間の外3寸に取る。

【ツボの主治・効能】
[心兪] 心臓疾患、不眠症、神経衰弱、肋間神経痛
[神堂] 胸部苦満、心胸痛、神経衰弱、肋間神経痛

【名前の由来】
[心兪] 「兪」は輸(運ぶ)の意味があり、心気が巡り、体表に現れる所であることから名づけられた。
[神堂] 心兪の真横にあり、「堂」は居室の意で、心神が宿る所を指す。

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BL16 督兪.jpg
【ツボの位置】
[督兪] 第6、第7胸椎棘突起間の外1寸5分に取る。
[謂譆] 第6、第7胸椎棘突起間の外3寸に取る。

【ツボの主治・効能】
[督兪] 心胸痛、腹痛、横隔膜痙攣、アレルギー
[謂譆] 胸部苦満、心胸痛、神経衰弱、肋間神経痛

【名前の由来】
[督兪] 「兪」は輸(運ぶ)の意味があり、「督」は督脈を指す。本穴は督脈の背部兪穴で督脈の経気が注ぐ所であることに由来する。
[謂譆] 「譩譆」とは古くため息のことを指し、指で経穴を押さえて患者にあーとため息をつかせて手にびくっと反応があった所であることから名づけられた。

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BL17 膈兪.jpg
【ツボの位置】
[膈兪] 第7、第8胸椎棘突起間の外1寸5分に取る。
[膈兪] 第7、第8胸椎棘突起間の外3寸に取る。

【ツボの主治・効能】
[膈兪] 嘔吐、ゲップ、横隔膜痙攣、吐血、盗汗
[膈兪] 胸部苦満、心胸痛、横隔膜痙攣、肋間神経痛

【名前の由来】
[膈兪] 横隔膜が内にあり、これを背部兪穴の経穴とした。
[膈兪] 膈兪の真横にあり、胸部と腹部を隔てる関所のような所にあることに由来する。

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BL18 肝兪.jpg
【ツボの位置】
[肝兪] 第9、第10胸椎棘突起間の外1寸5分に取る。
[魂門] 第9、第10胸椎棘突起間の外3寸に取る。

【ツボの主治・効能】
[肝兪] 背筋痛、目疾患、肝疾患、婦人病、神経衰弱
[魂門] 背部痛、胸脇苦満、自律神経失調症、腹痛、下痢

【名前の由来】
[肝兪] 「兪」は輸(運ぶ)の意味があり、肝に近く、肝経の気が巡る所である。肝疾患を治すことからもこの名前が名づけられた。
[魂門] 肝兪の真横にあり、肝の志である魂が出入りする経穴であることから名づけられた

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BL19 胆兪.jpg
【ツボの位置】
[胆兪] 第10、第11胸椎棘突起間の外1寸5分に取る。
[陽綱] 第10、第11胸椎棘突起間の外3寸に取る。

【ツボの主治・効能】
[胆兪] 胆嚢疾患、胸脇痛、口苦、潮熱
[陽綱] 胆嚢疾患、胸脇痛、口苦、腹痛、腸鳴、下痢

【名前の由来】
[胆兪] 「兪」は輸(運ぶ)の意味があり、胆腑のそばにあり、胆腑の気が巡るところである。胆腑の疾患を治す要穴であることからもこの名前が名づけられた。
[陽綱] 「綱」は統括すること。胆兪の真横にあり、胃兪、三焦兪、大腸兪、小腸兪、膀胱兪の上にあることで諸陽に属す六腑を統括していることに由来する。

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BL20 脾兪.jpg
【ツボの位置】
[脾兪] 第11、第12胸椎棘突起間の外1寸5分に取る。
[意舎] 第11、第12胸椎棘突起間の外3寸に取る。

【ツボの主治・効能】
[脾兪] 腹脹、腹痛、嘔吐、吐き気、食欲不振などの消化器系の疾患、倦怠感、貧血、膵臓の疾患
[意舎] 腹脹、腹痛、嘔吐、吐き気、食欲不振などの消化器系の疾患、倦怠感、慢性貧血、膵臓疾患

【名前の由来】
[脾兪] 「兪」は輸(運ぶ)の意味があり、脾と内でつながり、脾の経気が巡る所である。脾の疾患を治す要穴であることからもこの名前が名づけられた。
[意舎] 脾兪の真横にあり、脾の志である意を蔵していることから、この名前がつけられた。

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BL21 胃兪.jpg
【ツボの位置】
[胃兪] 第12胸椎と第1腰椎棘突起間の外1寸5分に取る。
[胃倉] 第12胸椎と第1腰椎棘突起間の外3寸に取る。

【ツボの主治・効能】
[胃兪] 胃腸疾患、胸脇痛、膵臓の疾患
[胃倉] 胃腸疾患、胸脇痛、膵臓疾患

【名前の由来】
[胃兪] 「兪」は輸(運ぶ)の意味があり、胃に近く、胃の経気が巡るところである。胃の疾患を治す要穴であることからもこの名前が名づけられた。
[胃倉] 胃兪の真横にあり、胃は倉廩の官と呼ばれることに由来する。

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BL22 三焦兪.jpg
【ツボの位置】
[三焦兪] 第1、第2腰椎棘突起間の外1寸5分に取る。
[肓門] 第1、第2腰椎棘突起間の外3寸に取る。

【ツボの主治・効能】
[三焦兪] 腹脹、腹痛、腸鳴、下痢、小便不利、水腫
[肓門] 腰痛、腹痛、婦人病、下肢知覚・運動障害

【名前の由来】
[三焦兪] 「兪」は輸(運ぶ)の意味があり、三焦の経気が体表に注ぐところから名づけられた。
[肓門] 「門」は出入りする所。本穴の上には、膏肓、下には胞肓があり、腹部の肓輸と背部で通じている。上下前後に或る諸肓穴の門戸となっていることに由来する。

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BL23 腎兪.jpg
【ツボの位置】
[腎兪] 第2、第3腰椎棘突起間の外1寸5分に取る。
[志室] 第2、第3腰椎棘突起間の外3寸に取る。

【ツボの主治・効能】
[腎兪] 腰膝軟弱、腰痛、泌尿器系疾患、生殖器系疾患、慢性下痢、冷え性、婦人病
[志室] 泌尿・生殖器系疾患、婦人病、腰痛

【名前の由来】
[腎兪] 「兪」は輸(運ぶ)の意味があり、腎の経気が巡り体表に注ぐ所であることに由来する。
[志室] 蔵することを「室」といい、腎は志を蔵す所から。名づけられた。

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BL24 気海兪.jpg
【ツボの位置】
第3、第4腰椎棘突起間の外1寸5分に取る。

【ツボの主治・効能】
腰痛、冷え性、婦人病、下肢知覚・運動障害

【名前の由来】
「兪」は輸(運ぶ)の意味があり、任脈の「気海」と相対していることに由来する。


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BL25 大腸兪.jpg
【ツボの位置】
第4、第5腰椎棘突起間の外1寸5分に取る。

【ツボの主治・効能】
腰痛、坐骨神経痛、腹脹、腸鳴、下痢、便秘

【名前の由来】
「兪」は輸(運ぶ)の意味があり、大腸の経気が背部に巡り注ぐ所である。大腸の疾患を治すことからもこの名前が名づけられた。

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BL26 関元兪.jpg
【ツボの位置】
第5腰椎棘突起下縁の外1寸5分に取る。

【ツボの主治・効能】
腰痛、腹脹、腸鳴、下痢、便秘、尿漏、婦人病

【名前の由来】
「兪」は輸(運ぶ)の意味がある。関元が腹部にあるのに対し、背部にあるため関元兪と呼ばれている。「関」は連絡するの意で、体の陽気を連絡、通行させる所という意味がある。

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BL27 小腸兪.jpg
【ツボの位置】
後正中線の外1寸5分、第1後仙骨孔の高さに取る。

【ツボの主治・効能】
下腹痛、下痢、小便不利、尿漏、婦人病

【名前の由来】
「兪」は輸(運ぶ)の意味がある。小腸の経気が背部に巡り注ぐ所で、小腸の疾患を治すことからこの名前が名づけられた。


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BL28 膀胱兪.jpg
【ツボの位置】
[膀胱兪] 後正中線の外1寸5分、第2後仙骨孔の高さに取る。
[胞肓] 後正中線の外3寸、第2後仙骨孔の高さに取る。

【ツボの主治・効能】
[膀胱兪] 下腹痛、泌尿器系疾患、下痢、便秘、婦人病
[胞肓] 腹脹、腹痛、腸鳴、下痢、小便不利

【名前の由来】
[膀胱兪] 「兪」は輸(運ぶ)の意味がある。膀胱の経気が背部に巡り注ぐ所で、膀胱の疾患を治すことから、この名前がつけられた。
[胞肓] 「胞」は脬の意で、膀胱のことでもあるを指す。「肓」は脂膜の意味。本穴は膀胱輸の両側、膀胱と脂膜の間にあり、膀胱の疾患を治すことに由来する。

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BL29 中旅兪.jpg
【ツボの位置】
後正中線の外1寸5分、第3後仙骨孔の高さに取る。

【ツボの主治・効能】
生殖器系疾患、婦人病、腰仙骨神経叢

【名前の由来】
「膂」は膂筋とも呼ばれ、脊柱の両脇の筋肉を指す。隆起した筋肉の真中にあることから名づけられた。

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BL30 白環兪.jpg
【ツボの位置】
[白環兪] 後正中線の外1寸5分、第4後仙骨孔の高さに取る。
[秩辺] 後正中線の外3寸、第4後仙骨孔の高さに取る。

【ツボの主治・効能】
[白環兪] 生殖器系疾患、婦人病、腰仙骨神経叢
[秩辺] 生殖器系疾患、婦人病、腰仙神経障害

【名前の由来】
[白環兪] 「兪」は輸(運ぶ)、「環」はめぐる、まわるの意味。支脈が腰部から脊柱を挟み外側を下降し殿部を貫き、本穴の後ろに至って再びぐるりとめぐり上髎まで到達することに由来する。
[秩辺] 「秩」は順序、「辺」はそば、もしくは遠いという意味。本穴は背部穴の最も下にあることから名づけられた。

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BL31 四摎穴.jpg
【ツボの位置】
[上髎] 第1後仙骨孔に取る。
[次髎] 第2後仙骨孔に取る。
[中髎] 第3後仙骨孔に取る。
[下髎] 第4後仙骨孔に取る。

【ツボの主治・効能】
仙骨神経叢の障害、仙骨副交感神経の調節によく用いる。例;①S状結腸以降の腸機能の調整;下痢、便秘、痔。②膀胱機能の調整;小便不利、尿漏。③生理不順、帯下病、生理痛等の婦人病。④ED、早漏。遺精等の生殖器系の疾患

【名前の由来】
仙骨孔の4穴に上から順に「上」「次」「中」「下」と名づけた。「髎」は骨の隙間、陥凹を意味する。

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BL35 会陽.jpg
【ツボの位置】
尾骨下端の外5分に取る。

【ツボの主治・効能】
痔疾患、下痢、便秘、血便、ED、帯下病

【名前の由来】
前を「会陰」、後ろを「会陽」という。本穴は尾骨の両尖端に位置し、足の太陽と督脈の陽経が交会する所であることに由来する。







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BL36 承扶.jpg
【ツボの位置】
臀溝の中央に取る。

【ツボの主治・効能】
腰痛、坐骨神経痛、片麻痺、痔

【名前の由来】
「扶」とは支えることを指す。体重を受け止めて支えることを意味している。








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BL37 殷門.jpg
【ツボの位置】
承扶と委中を結ぶ線のほぼ中央に取る。
承扶;臀溝の中央に取る。委中;膝窩横紋の中央に取る。)

【ツボの主治・効能】
坐骨神経痛、片麻痺

【名前の由来】
「殷」は深い・赤い・中央等の意味があり、大腿の筋肉をイメージし、大腿部の中央にあることからこの名前がつけられた。


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Bl38 浮郤.jpg
【ツボの位置】
委陽の上1寸、大腿二頭筋の内縁に取る。

【ツボの主治・効能】
下肢後面の知覚・運動障害、腹痛

【名前の由来】
「浮」は上下に漂っている状態を指し、「郄」は隙間や陥凹を指す。本穴は委陽の上、膝関節の上部で腱にはさまれた広い陥凹にあることに由来する。



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Bl39 委陽.jpg
【ツボの位置】
膝窩横紋の外端、大腿二頭筋腱の内縁に取る。

【ツボの主治・効能】
腰背の諸障害、下肢の知覚・運動障害、腹痛

【名前の由来】
「陽」とは外側、委中の外側にあることに由来する。



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BL40 委中.jpg
【ツボの位置】
膝窩横紋の中央に取る。

【ツボの主治・効能】
腰痛、下腿の知覚・運動障害、片麻痺、腹痛

【名前の由来】
四総穴の中で、委中は脊柱・腰の疾患を治療する要穴であることを強調している。


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BL55 合陽.jpg
【ツボの位置】
委中と承山を結ぶ線上で、委中の下2寸に取る。

【ツボの主治・効能】
下腿の知覚・運動障害

【名前の由来】
膝窩中央部の真下にあり、足の太陽膀胱経の二つの支脈が交わる所で、合穴である委中の下に位置することから、この名前がつけられた。



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BL56 承筋.jpg
【ツボの位置】
委中と承山を結ぶ線上で、委中の下5寸に取る。

【ツボの主治・効能】
腓復筋の知覚・運動障害、坐骨神経痛

【名前の由来】
「承」は受けるの意で、両手を上にかかげて物を支える状態を指す。本穴は、下腿で体を支える作用が最も強いということから名付けられた。



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BL57 承山.jpg
【ツボの位置】
腓復筋下縁の中央、委中のした8寸に取る。(下腿後面の中央、足を底屈し、腓復筋下縁に見られる「人」という形の筋溝に取る)

【ツボの主治・効能】
腓復筋の知覚・運動障害、坐骨神経痛

【名前の由来】
「承」は受けるの意で、承筋と同様に支えるという意がある。下腿の腓腹筋の大きな内外筋腹の分かれる所にあり、その突起が山のようであることから名づけられた。






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BL58 飛揚.jpg
【ツボの位置】
承山の外側1寸、崑崙の直上7寸に取る。

【ツボの主治・効能】
腓復筋の知覚・運動障害、後頭痛、めまい

【名前の由来】
絡穴で膀胱経はここで絡脈が分かれ、腎経に飛んでいくという意味。








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BL59 附陽.jpg
【ツボの位置】
崑崙の直上3寸。

【ツボの主治・効能】
後頭痛、下腿痛、外果腫痛

【名前の由来】
「跗」は直接的には足の甲の意だが、くっつく、寄り添うの意もある。飛陽から分かれて足の少陰腎経を巡ることで、本経の陽気は陰経に移り、跗陽のあたりから枯渇し始めるので、陽気に寄り添う様子を名付けられた。

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BL60 崑崙.jpg
【ツボの位置】
外果頂点とアキレス腱との間の陥凹部に取る。

【ツボの主治・効能】
後頭痛、アキレス腱障害、踵痛

【名前の由来】
中国で「崑崙山」という山があり、外果隆起とアキレス腱をそれにたとえ、運動にかかわる重要性を示した。

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BL61 僕参.jpg
【ツボの位置】
崑崙の直下、踵骨外側面の陥凹部に取る。

【ツボの主治・効能】
踵痛、外果腫痛、下腿痛

【名前の由来】
「僕」はしもべ、召使、「参」はお供する、拝謁するの意味。腰痛で腰が起こせない状態を治す特効穴で、主人に対ししもべが膝を混ぜ体を前かがみに湾曲させる動作が似ていることに由来する。

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BL62.jpg
【ツボの位置】
外果直下の陥凹部に取る。

【ツボの主治・効能】
後頭痛、不眠、めまい、腰痛

【名前の由来】
「申」は曲がった物をまっすぐに伸ばす、「脈」は血脈、筋脈の意味。本穴は外踝の下にあり、陽蹻脈が生じる所。筋を伸ばし強くしなやかにさせる作用があることに由来する。

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BL63.jpg
【ツボの位置】
申脈の前下方縁踵立方関節外側の陥凹部に取る。

【ツボの主治・効能】
腰痛、外果腫痛、下腿痛

【名前の由来】
「金」は五行の一つで、まじめで厳しい軍隊にたとえられる。足の太陽経の経気は本穴に至ってすでに萎えている。陽気が枯渇して、陰気の盛んな物寂しい雰囲気になることから名づけられた。

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BL64 京骨.jpg
【ツボの位置】
第5中足骨粗面後縁で、足背と足底との皮膚の境界に取る。

【ツボの主治・効能】
後頭痛、腰腿痛


【名前の由来】
第五中足指節関節の外側の円形の突起のことを京骨ということに由来する。

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BL65.jpg
【ツボの位置】
第5中足指節関節の後、外側の陥凹部に取る。

【ツボの主治・効能】
後頭痛、腰背・下肢後面痛

【名前の由来】
小趾の基節骨を束骨といい、その骨の外側の際にあることに由来する。



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BL66.jpg
【ツボの位置】
第5中足指節関節の前、外側の陥凹部に取る。

【ツボの主治・効能】
後頭痛、めまい、鼻血

【名前の由来】
「通」は流通、「谷」は山にはさまれた陥凹の意味で、陰の気 を象徴している。本穴は栄穴で脈気が通り過ぎる所にあることに由来する。


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BL67.jpg
【ツボの位置】
足の第5趾の爪甲根部、外側の角を去ること1分(約3mm)に取る。

【ツボの主治・効能】
後頭痛、めまい、鼻血、難産

【名前の由来】
「至」には尽きる、到達するの意味がある。本穴は足の太陽膀胱経の脈気が終わる所であることに由来する。また足の少陰腎経と経気が交わる極点でもある。それは陽気が尽きて、かわりに陰気が生まれようとする状態である。


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