西宮・甲子園の隠れ家診療所
AIMY鍼灸整骨院 10th Anniversary
〒663-8103 兵庫県西宮市熊野町1-5ファイブビル2F
『東北に笑顔を』 そして 被災された すべての皆様に『笑顔を』

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手の陽明大腸経 ( Large Intestine Meridien;LI ) は、体内では大腸の臓に属し肺の腑に絡む。体表では、示指、上肢後面の橈側(親指側)を走り、顔面の鼻傍に至る。その流注により、大腸経の経穴は顔面、鼻、歯や咽喉の疾患、皮膚病、橈骨神経の知覚・運動障害の治療に用いられる。

古典では、「陽は外を主る」という説があり、陽経の経穴は陰経の経穴よりも体表の症状(五官や皮膚、筋肉の疾患)によく用いる。また、大腸経の経穴は①鼻、歯や皮膚の疾患、②橈骨神経とその支配する筋肉疾患の治療に現代臨床でもよく応用している。


原穴   LI4 合谷

郄穴   LI7 温溜

絡穴   LI6 偏歴

募穴   ST25 天枢

兪穴   BL25 大腸兪

四総穴  LI4 合谷

 
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大腸経 1 商陽.jpg
【ツボの位置】
示指橈側爪甲根部の角を去ること1分(3mm)に取る

【ツボの主治・効能】
示指麻痺、咽喉炎、下歯痛、肩・缺盆痛、鼻かぜ、扁桃体炎、発熱、無汗、急性胃炎

【名前の由来】
五臓と五音で「商」は肺に属し、大腸は肺と表裏関係となるので、名づけられた。




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大腸経 2 二間.jpg
【ツボの位置】
第2中手指関節の下、橈側(親指側)陥凹部に取る。

【ツボの主治・効能】
示指麻痺、咽喉炎、下歯痛、鼻血、鼻かぜ、扁桃体炎、発熱、無汗、急性胃炎

【名前の由来】
「間」は場所という意味。本穴は手の示指の第二節にあることに由来する。





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大腸経 3 三間.jpg
【ツボの位置】
第2中手指関節の上、橈側(親指側)陥凹部に取る。

【ツボの主治・効能】
手指手背腫痛・麻痺、咽喉炎、下歯痛、鼻血、鼻かぜ、扁桃体炎、顔面神経麻痺、急性胃炎

【名前の由来】
「間」は場所という意味。本穴は手の示指の第三節にあることに由来する。





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大腸経 4 合谷.JPG
【ツボの位置】
手背の第1、第2中手骨底間の陥凹部で、第2中手骨よりに取る。

【ツボの主治・効能】
顔面の知覚・運動の諸疾患、咽喉炎、片麻痺、高血圧、じん麻疹、発熱、橈骨神経障害

【名前の由来】
大和山の間を「谷」という。母指と示指を開くと深い谷のように見えることから名づけられた。



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大腸経 5 陽谿.jpg

【ツボの位置】
手関節背部の橈側(母指側)、母指を伸展してできる長・短母指伸筋腱の間の陥凹部に取る。

【ツボの主治・効能】
橈骨神経障害、手関節障害、咽喉炎、扁桃体炎、歯痛、頭痛、目赤、小児消化不良

【名前の由来】
「谿」は山間の浅い小川。経穴名として浅在血管や筋腱の浅いくぼみをイメージすることが多い。本穴にある橈骨小窩もそのようにみえることから、名づけられた。

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大腸経 6 編歴.jpg

【ツボの位置】
陽谿から曲池に向かい上3寸に取る。
陽谿;手関節背部の橈側(母指側)、母指を伸展してできる長・短母指伸筋腱の間の陥凹部に取る。
曲池;肘を屈曲し、肘窩横紋の外側端と上腕骨外側上顆との間で、上腕骨外側上顆よりに取る。)

【ツボの主治・効能】
橈骨神経障害、手関節障害、歯痛、鼻血、扁桃体炎、前腕知覚・運動障害、五十肩、水腫

【名前の由来】
斜めを「偏」、通過を「歴」という。偏歴は大腸経の経絡で、肺経に向かい走ることから、名づけられた。


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大腸経 7 温溜.jpg

【ツボの位置】
陽谿から曲池に向かい上5寸に取る。
陽谿;手関節背部の橈側(母指側)、母指を伸展してできる長・短母指伸筋腱の間の陥凹部に取る。
曲池;肘を屈曲し、肘窩横紋の外側端と上腕骨外側上顆との間で、上腕骨外側上顆よりに取る。)

【ツボの主治・効能】
橈骨神経障害、手関節障害、頭痛、歯痛、鼻血、扁桃体炎、前腕知覚・運動障害、五十肩

【名前の由来】
「温」は温かい、「溜」は流れるという意味。温経散寒の作用があることに由来。


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大腸経 8 下廉.jpg

【ツボの位置】
曲池から陽谿に向かい下4寸に取る。
曲池;肘を屈曲し、肘窩横紋の外側端と上腕骨外側上顆との間で、上腕骨外側上顆よりに取る。陽谿;手関節背部の橈側(母指側)、母指を伸展してできる長・短母指伸筋腱の間の陥凹部に取る。)

【ツボの主治・効能】
橈骨神経障害、前腕知覚・運動障害、頭痛、腹痛、下痢、腸鳴、消化不良

【名前の由来】
「廉」とは菱形の角を指すが、「すだれ」の意味もある。上廉・下廉の二つの経穴にある筋肉を「すだれ」にたとえた所に由来する。


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大腸経 9 上廉.jpg

【ツボの位置】
曲池から陽谿に向かい下3寸に取る。
曲池;肘を屈曲し、肘窩横紋の外側端と上腕骨外側上顆との間で、上腕骨外側上顆よりに取る。陽谿;手関節背部の橈側(母指側)、母指を伸展してできる長・短母指伸筋腱の間の陥凹部に取る。)

【ツボの主治・効能】
橈骨神経障害、前腕知覚・運動障害、頭痛、腹痛、下痢、腸鳴、消化不良

【名前の由来】
「廉」とは菱形の角を指すが、「すだれ」の意味もある。上廉・下廉の二つの経穴にある筋肉を「すだれ」にたとえた所に由来する。


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大腸経 10 手三里.jpg

【ツボの位置】
曲池から陽谿に向かい下2寸に取る。
曲池;肘を屈曲し、肘窩横紋の外側端と上腕骨外側上顆との間で、上腕骨外側上顆よりに取る。陽谿;手関節背部の橈側(母指側)、母指を伸展してできる長・短母指伸筋腱の間の陥凹部に取る。)

【ツボの主治・効能】
橈骨神経障害、前腕知覚・運動障害、片麻痺、頚腕障害、頭痛、腸炎

【名前の由来】
1寸は1里ともいう。肘髎より3寸であることから名づけられる。


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大腸経 11 曲池.jpg

【ツボの位置】
肘を屈曲し、肘窩横紋の外側端と上腕骨外側上顆との間で、上腕骨外側上顆よりに取る。

【ツボの主治・効能】
頚腕・肘関節障害、橈骨神経障害、高血圧、生理痛、咽頭炎、片麻痺、じん麻疹、発熱

【名前の由来】
肘を屈曲させ、本穴の部位にできる陥凹部が浅い「池」のように見えるので、名づけられた。


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大腸経 12 肘りょう.jpg
【ツボの位置】
上腕骨外側上顆の前上縁に取る。

【ツボの主治・効能】
肘関節及び周囲軟部組織障害、テニス肘、片麻痺

【名前の由来】
骨の隙間は「髎」といい、腕橈関節にあることにより名づけられた。






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大腸経 13 手五里.jpg
【ツボの位置】
曲池から肩髃に向かい上3寸に取る。
曲池;肘を屈曲し、肘窩横紋の外側端と上腕骨外側上顆との間で、上腕骨外側上顆よりに取る。肩髃;肩関節の前方、肩峰と上腕骨頭との間の陥凹部に取る。)

【ツボの主治・効能】
肘関節及び周囲軟部組織障害、テニス肘、片麻痺、喀血、頚部リンパ節腫脹

【名前の由来】
1寸は1里ともいう。本穴は手三里から5寸にあることより名づけられた。






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大腸経 14 臂臑.jpg
【ツボの位置】
肩髃から曲池に向かい下3寸、三角筋の停止部の橈側(母指側)に取る。
肩髃;肩関節の前方、肩峰と上腕骨頭との間の陥凹部に取る。曲池;肘を屈曲し、肘窩横紋の外側端と上腕骨外側上顆との間で、上腕骨外側上顆よりに取る。)

【ツボの主治・効能】
肘関節及び周囲軟部組織障害、五十肩、片麻痺、頚部リンパ節腫脹

【名前の由来】
上腕を「臂」、三角筋下端と上腕三頭筋の間を「臑」ということに由来する。




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大腸経 15 肩偶.jpg
【ツボの位置】
肩関節の前方、肩峰と上腕骨頭との間の陥凹部に取る。

【ツボの主治・効能】
肘関節及び周囲軟部組織障害、五十肩、片麻痺、頚部リンパ節腫脹

【名前の由来】
肩甲骨の肩峰端を「髃」といい、肩峰外側と上腕骨頭の間にあるので、名づけられた。


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大腸経 16 巨骨.jpg
【ツボの位置】
鎖骨外端と肩甲棘の間の陥凹部に取る。

【ツボの主治・効能】
肩こり、肘関節及び周囲軟部組織障害、五十肩

【名前の由来】
鎖骨を古代では巨骨という。本穴は鎖骨の外側端の下にあることに由来する。


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大腸経 17 天鼎.jpg
【ツボの位置】
扶突の後下1寸、胸鎖乳突筋後縁に取る。
扶突;喉頭隆起の後方3寸で、胸鎖乳突筋上に取る。)

【ツボの主治・効能】
咽喉腫痛、嗄声、舌骨下筋群麻痺、嚥下障害、寝違え、扁桃体炎、頚部リンパ節腫脹

【名前の由来】
「天」は上、ここでは頭部を意味する。「鼎」は3本足と2耳を持つ銅器で、両手の陽明経はここより頭部に向かい、督脈の大椎を合わせて頭部を支え、まるで「鼎」のような形に見えることより名づけられた。


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大腸経 18 扶突.jpg
【ツボの位置】
扶突;喉頭隆起の後方3寸で、胸鎖乳突筋上に取る。

【ツボの主治・効能】
咽喉腫痛、嗄声、嚥下障害、寝違え、扁桃体炎、頚部リンパ節腫脹、甲状腺腫脹、喘息

【名前の由来】
四本指を並べ、「一扶」-3寸の意味で、喉頭隆起「突起」の横3寸にあることから名づけられた。


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※↑禾髎の「髎」の文字が表示されないため、表示が「禾摎」になっております。「禾髎(ちゅうりょう)」が正しい表記になります。

大腸経 19 かりょう.jpg
【ツボの位置】
水溝の外5分(約1.5cm)に取る。

【ツボの主治・効能】
鼻の諸疾患、顔面神経麻痺、三叉神経痛

【名前の由来】
「禾」は食べ物、「髎」は骨際にある陥凹や間隙のことをいう。この経穴は鼻孔の下、口唇の上にあって、においを嗅ぎ分け物を食べることに関わるところから名づけられた。


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大腸経 20 迎香.jpg
【ツボの位置】
鼻孔の外5分(約1.5cm)、鼻唇溝中に取る。

【ツボの主治・効能】
鼻の諸疾患、顔面神経麻痺、三叉神経痛

【名前の由来】
香りを迎える(嗅ぐ)鼻の疾患に関する要穴であるというところに由来する。


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